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これこそリミックス・トリートメントと呼ぶに相応しい ! Soul Supremeは今回の”Taking The Stand”の公式リミックスに夢のラインナップを起用した。イントロのセリフだけで、この45sを買うことは間違いない。”Thes Oneisがビートを刻み、Soul Supremeが組曲を作曲し、Fudgemunkisが語りかける。”

People Under The StairsとDamu The Fudgemunkの長年のファンとして、これはSoul Supremeにとって一周した瞬間だ。彼は過去にDamuと共にディージェイを務め、様々なトリビュート・ミックスでP.U.T.S.とDamuへの感謝を示してきた。実のところ、このリリースはヒップホップ・ヘッドにとって一周した瞬間となり、この45sで初めてThes OneとDamuが一緒に1枚のレコードで聴く事が出来る。

典型的なクレート・ディギング・ファッションで、Thes OneはSoul Supremeの ”Taking The Stand”の主要な要素を首の鳴るビートにフリップしている。”Taking The Stand”のインストゥルメンタル・アルバム・ヴァージョンは、この45sのB面に収録されている。オリジナルは、Tamuz DolevのドラムとレディオホップのJohnny Binerの気合の入ったギター・ソロがフィーチャーされた、美しくメロディアスなジャズ・ファンク・ヘッド・ノダーである。

”Taking The Stand”は元々、Soul Supremeの高い評価を得たインストゥルメンタル・アルバム”Poetic Justice”に収録されていた。昨年リリースされたこのアルバムは、彼の音楽を盗んだノルウェーのレーベルとの現在進行中の法廷闘争をテーマにしている。ロー・ポエティックとの最新コラボレーションを終えたばかりのダム・ザ・ファッジマンクは、このリミックスのために再びマイクを握り、移り気なレコード・レーベルに対する不快感を表明した。Raw Poeticとの最新コラボレーションを終えたばかりのDamu The Fudgemunkは、このリミックスのために再びマイクを握り、責任逃れをするレコード・レーベルに対する不快感を表明した。また、Damuはこの曲のアウトロのカッティングも手がけており、故Double Kへのトリビュートとなっている。

”90年代後半から2000年代前半にかけてのアンダーグラウンド・ヒップホップの美しい波の中で、Madlib、DOOM、Quasらがあらゆる種類の難解なことをやっていた一方で、彼らは伝説ではあったが、実際に知っている人達ではなかった。People Under the Stairsは、知らない人達だけど、友達のようなものだった。” Soul Supremeは2022年、Wax Poeticsにこう語った。”彼らは、素晴らしい音楽を作る日常的な人々に近い。(中略) Thes OneとDouble Kは、自分たちが何者であるかを本当に正直に語っていた。それは私にとって、音楽で最も重要な事の一つです。” この45sのリリースは、正にそれを示している。同じ志を持つ3人のミュージック・ヘッズが、最も正直で情熱的な姿勢を示している。